エアコン室外機の真空引きって何?やらないといけないの?

真空引きとは?

真空引きとは、エアコンのガスが通る銅管の中を真空状態にすることをいいます。

真空にすることで配管の中をガス100%にし効き目を最大限に発揮します。

配管内の空気を真空にすることで純度100%のガスが充満し機械にとって最高のパフォーマンスを発揮できます。

真空引きは今のエアコン業界では当たり前にやっていることです。

大きいビルのエアコンとなると配管の長さが100mになることもあります。配管の太さも家庭用に比べ太いです。太い配管で100mとなると配管の中には大気中の水分量が相当なものとなります。真空引きをしないと能力が十分に発揮されません。

真空引きをしないとどうなる?

上記での説明の通り純度100%の力を発揮できなくなります。

真空引きをすることにより完璧ではないですが、配管の漏れも検知できます。

完璧ではないというのは、機械では検知できない小さい隙間が生じることです。

小さい隙間から長年かけてガスが漏れることもあります。

その頃には工事保障やメーカー保証が切れてることもあり、新品への交換を勧められることが殆どになります。

エアコンの寿命は環境にもよりますがメーカーは7年~10年と本体に記載しています。

期間が過ぎると故障修理を依頼しても部品が無いと断られ新品に変えなくてはいけなくなります。

真空引きは必要

するかしないかなら、した方が絶対にいい作業です。

エアコン王子では毎回必ず真空引きをし配管の漏れが無いかの確認もしております。

万が一配管の漏れがある状態でガスを開放してしまったら、減った分のガスを補充しないといけません。

補充しないまま運転をすると冷房が出ない等のトラブルも起きます。

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